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【55段階式個別指導】移転を考えたら…”この条件”が必須

こんにちは。


このシートに当てはめるだけで、
どんな状況からでも月商100万から300万円まで
達成できる『早野 隼翔の55段階式個別指導 早野塾』
塾長の早野です。


「家賃が高いので移転を考えています。
移転する際のアドバイスをお願い致します」

と質問をいただくことがあります。


治療院が移転を検討する場合には
いくつかの理由があります。


患者さんが増えすぎて手狭になり
規模拡大のための移転。

これはポジティブな理由です。

ただ、一方で、
売上と家賃がかみ合わなくなり
家賃の安いところに移転せざるを得ない。

これはネガティブな理由ですね。

 

前者は前向きな移転なのでいいのですが、
後者の場合、現状分析や移転先について
きちんと見極めないと、より状態が悪化
することもあるので要注意です。


そこで今回は、
「移転する際に気を付けるべきポイント」
について解説していきます。


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本日お伝えする55段階式メソッドは、

【月商130万 43段目】

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“家賃”と”広告費”のバランスは
利益に直結するのでとても大切です。
バランスを見直す機会にしていきましょう。

 

先日も、ある先生から
移転に関するご質問がありました。


「今は立地のいい場所に治療院があるので
これまで特に苦労せず集客ができていました。

しかし、少し前から急に新規集客で苦戦して
家賃が苦しくなってきたので、移転を検討しています。
どういう所に移転したらいいか教えてほしいです」

こういう内容です。


このご質問に対してボクが答えるとしたら
『まず新規を増やすべき』


移転に関するご相談なのに的外れと思うかも
しれませんが、実際はこれが最適解なのです。


そもそも、立地とは何のためにあるのか。
それは集客のためです。

人通りが多くて視認性の良いところなら、
通りがかり集客が狙える。

駅からの近さにこだわるのも、患者さんが
通いやすくして集客しやすくするため。


結局、立地というのは”集客”のために
こだわる必要があるのです。


この先生は「新規が減ったことによって
経営が悪化し家賃が苦しくなった」

その為に移転して家賃を下げることを
検討しているわけですが、
家賃を下げるということは、
物件のもつ集客力が確実に低下します。


新規患者さんが減って経営が苦しくなったのに、
より集客が難しいところに移転するのは
結局は自分の首を絞めることになる可能性があります。

だからこそ本来は、移転よりも
「新規集客を増やすこと」を
第一優先すべき…なのです。


家賃を下げるということイコール、
今よりもっと集客条件の悪いところに
移転するわけですから、

新規集客を強化しない限り
状況は改善しないのであまり
意味がないのですよね。

その上、移転のために敷金や保証金、
引っ越し費用などまで発生することを思えば、
金銭的な負担がさらに大きくなるでしょう。

結局、いくら移転しようとも、
根本的な原因(=集客力が低い)に
手をつけることは避けられないです。


こうした大前提を踏まえた上で、
それでも移転を検討される場合は、
とにかくどれだけ既存患者さんが
継続して来院してもらえるか?を
意識することです。


同じ街や駅であることは最低条件。
駅からの集客がメインでない場合でも、
とにかくできるだけ元の場所に近いエリアです。

そうした場所で、一回り小さいスペースなどを
探すことを行いましょう。


集客力の落ちる場所に移転するわけですから、
どれだけ既存を減らさないで移転できるか、

これが大きなポイントです。


そして、無事に移転しても、
とにかく第一優先である新規集客の
見直しを絶対にすぐ始めること。


例えば、移転によって家賃が
5万円、10万円と下がっても、
その分、立地による集客力は落ちています。

元の物件は、家賃は少し高かったとしても
その分広告費をかけずに集客ができていた面が
必ずあるのです。

家賃は広告費でもあるということを
覚えておきましょう。

ですから、安い家賃の(=集客力の落ちる)物件に
移転して、新規集客のテコ入れもしなければ、
更に集客力は低下して売上も悪化していきます。

新規集客の見直しがいかに大切か、
お分かり頂けるでしょうか。


ですから、残念ながらネガティブな理由で
移転する場合でも、できるだけ事態を
改善させるための理想はコレです↓


『移転する前に、新規集客方法のブラッシュアップと
既存患者さんの流出防止策を徹底して行う』

『できるだけ早い段階から物件探しをする』

これをクリアしてから移転しましょう。

 

新規集客に関してなら、
HPがこれまで以上に重要になってくるので
より強力なHPに修正する。

もしHPしか集客ツールがなかった場合は、
それ以外の集客ツールも積極的に導入する。
最低でもこれくらいはやっておきましょう


既存患者さんの流出防止も、
移転ではどれだけ流出を防げるか、
が勝負です。

移転しても通いやすい場所を選ぶのは
当たり前として、移転前から流出防止の
対策を色々行ってください。


それと、物件探しを早い段階ではじめておく
という点についてですが、これは、いい物件に
巡り合うのにはとても時間がかかるからです。


物件が空くかどうかはタイミング次第な上に、
店舗を賃貸するには信用が求められるので、
個人事業の場合には断られて苦戦することが多いです。

特に、いい条件のいい物件では
その傾向が強まります。


金額的条件が合って、その中でも出来るだけ
立地が良く、さらに信用調査をクリアして
貸してもらえる物件が「空室」であるタイミング
というのは、そう簡単に訪れません。

だからこそ、
「今すぐじゃないけど移転しようかな」くらいの
段階から物件探しはスタートしておく必要があります。

物件探しの期間は必ず余裕を持つようにしましょう。


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ボクの55段階式個別指導を受けた受講生の中には…

元々、スタッフを雇っていたので院内が広くて
家賃18万円がかかっていたところ、今後はひとりで
やられるということで、縮小した治療院があります。

その際、駅前から移転を行い
変更前18万円 → 変更後8万6千円
を実現させました。

※年間112万の経費削減

それでも、既存患者さんの流出は最低限にとどめ
家賃が浮いたお金で、集客活動に集中させた結果
年間売上が460万 → 1030万になった治療院があります。

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以上、本日は
「移転する際に気を付けるべきポイント」
について解説しました。

本来移転を考えるタイミングとして適切なのは

「手狭になった」
「もっと患者さまを増やしたい」
「事業拡大するぞ」

といった院が繁盛した結果であり
ポジティブな理由で行うべきものです。

 

ネガティブな理由からの移転は、
移転の前に本当にすべきことがないかを
ちゃんと精査することをオススメします。

※単に家賃だけ下げれば良いという話ではない。

 

それでは、今回の個別指導はここまで。
次回も具体的ノウハウお伝えするので期待ください。


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