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【55段階式個別指導】経営数字との正しい付き合い方を学ぼう

こんにちは。

このシートに当てはめるだけで、
どんな状況からでも
月商100万から300万円まで達成できる

『早野 隼翔の55段階式個別指導 早野塾』
塾長の早野です。

先生が治療院を開業しようと準備をスタートした
その日から、先生は治療家であると同時に経営者です。

経営者は、当然ですが諸々の数字を把握して、
それに基づいていろんな経営判断をしなくてはなりません。

おそらく多くの先生にそういう認識はあると思いますが、
では実際にどの数字を把握しておく必要があるか、
その数字を把握する目的は一体何なのか、
そうしたことを正しく理解していますでしょうか?

ただ何となーく、色んな数字を追いかけている方
いらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、治療院を経営する上で大切な
「数字との正しい付き合い方」についてご説明します。

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本日お伝えする55段階式メソッドは、

【開業レベル 1段目~(経営の基礎)】

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そもそも、数字を随時把握する
最大の目的はなんでしょうか?

最大の目的、それは

「問題を正確に把握するため」です。

数字を随時追いかけていれば、
数値に変化があった時に
すぐに気付くことができますよね。

もし肌感覚だけでやっていると、
変化が目に見えて分かりやすい段階になるまで
気付けないこともあり、

結果、傷口が大きくなってから
対応するハメになります。

数字でいつも追ってさえいれば、
細かい変化の段階から

「あれ?」
「おかしいな」

と気付くことができるのです。

だからこそ、経営に関するものは数字で
きちんと把握することが大切なんです。

では、具体的にどんな数字を把握して
おくべきでしょうか。

「数字」は、とろうと思えばどんなものでも
数字として記録できます。

ただ、正直、経営上あまり意味のない数字もあって、
無駄な数値管理に手間をかけるのは意味がありません。

ですから、

“”治療院経営に必要な数字を
正しい形で把握する””

まずはここを整理していきましょう。

では、まず1つ目の大切な数字から。

それは「新規集客」の数です。

もうこれは当たり前といえば当たり前ですが、
ポイントは必ず媒体別で数字を把握すること。

HPからなのか、
エキテンなどの口コミサイトなのか、
チラシでもポスティングなのか
ハンディング(街頭配布)なのか。

こうした細かい媒体や配布形態ごとに
数字を分けて把握してください。

なぜ細かく媒体別に新規患者さんを数値化するかというと、

最終的に媒体ごとに

「どのくらい獲得できて」
「どのくらい継続して」
「リピート率はどのくらいか」などを

追いかけていかねばならないからです。

媒体ごとの継続率や獲得総売上が分かれば、
どの媒体にどのくらい広告費を
かけるべきかの判断に使えますからね。

※広告媒体の優先順位

そしてこの数字は、深堀りしようと思えば
もっと深掘りすることも可能なんです。

実際にボクのクライアントさんは、

「どんな検索ワードで検索したか」
「どのサイトと組み合わせて判断したか」

などを細かくヒアリングして、
より詳しく数字とデータを集め、
それを次の新規集客に活かして集客数を上げています。

では、次に2つめの数字。

これは、一言でいえば「リピート率」です。

ただし、リピート率というのは治療院に
よっても定義が違うと思いますが、

とりあえず、
「2回目の予約をした人の率」を追ってください。

治療院ビジネスは、
継続して来院して頂くことを前提としています。

ですから、基本的に2回目の予約をして帰るのは
当たり前として運用しなければなりません。

実際にどのくらいの人が予約をしたのか。
(もしくは予約しないのか)

その予約率の変化を追うと同時に、
予約をしなかった人をリスト化して、
再来院を促すための次のアクションも
セットで行うようにすることが大切です。

・1回目 20名(100%)
・2回目 14名( 70%)
※リピート率:70%

それから、少し目線が違いますが、
数字を逆算することも意識しましょう。

よく「売上100万が目標!」という
先生がいらっしゃいますが、

それを実際に実現するために
具体的にどういう数字が必要か、
数字を分解して逆算しているか?
というと、逆算していない先生が多いのです。

目標とする月間売上があるなら、
それを週別、日別に落とし込んで、

その数字を達成するためには
何人の患者さんが必要で、
そのためにどのくらいの新規患者さんを
獲得する必要があるのか。

このレベルまでは、数字を分解して
把握することが欠かせません。

というより、この作業をしていない場合、
コンスタントな目標達成は難しいでしょう。

例)月商80万円
1週目:20万(1日の売上目標4万)営業日5日
2週目:20万(1日の売上目標4万)営業日5日
3週目:20万(1日の売上目標4万)営業日5日
4週目:20万(1日の売上目標4万)営業日5日

ちゃんと数字を分解して、
日別といったレベルで目標数値を把握していたら、
営業中にすぐ「このままだと目標に足りない」
ということが分かります。

それが早い段階で分かれば、
チラシのポスティングに行ったり、
ハンディングして積極的に患者さんを連れてくるなど、
何か対策を打つことができますよね。

日別の目標は、出来る限りその日のうちに
対処して目標を達成することです。

目標を達成しないままズルズル日にちが過ぎると、
月の後半になって挽回しようがなくなります。

そういう意味でも、
目標とする数字を細かく分解して、逆算し、
日別レベルまで落とし込むことを意識する
ことが大切なのです。

そして、最後。
もし余裕があれば患者さんの「離脱率」も追いましょう。

これはリピート率や予約率とも似ていますが、例えば

治療計画の途中で来なくなる人、
もしくは治療そのものは終わって、
それ以降メンテナンスに移行できず来なくなる人
などがいます。

そういう人の割合や発生のタイミングを追えると、
対策として院内での問診や患者教育、治療計画の伝え方など、
ソフト面での対策に活かすことができますよ。

以上が、経営上少なくとも把握しておくべき数字です。
※新規数、リピート数(率)、離脱数(率)

余裕があれば、これ以上に細かいものを
追いかけてもいいですが、そこは手間とコストとの兼ね合いなので
負担のない範囲でやることが大切です。

決して無理をする必要はありません。

要は無理せず、必要な数字だけを効率よく把握できるように
なることが大切です。

それでは、今回の個別指導はここまで。
次回も具体的ノウハウお伝えするので期待ください。

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